離婚は昔と今ではどっちが多い?江戸時代や明治時代と令和を比較

日本はよく「離婚が多い」「3組に1組は離婚する国」と言われます。

日本国内の離婚については「減少傾向にある」「やはり3組に1組は離婚するので、離婚率は高い」などいろいろ言われていますが、江戸時代や明治時代など昔の日本と比較するとどうなのでしょう?

日本国内の離婚状況について解説します。

日本の離婚は増えている?減っている?国内の離婚事情

日本は「3組に1組は離婚するのだから、離婚する夫婦の数は多い」と言われます。

ただ、近年の普通離婚率などは減少傾向にあると指摘されているのです。また、江戸時代など昔の日本と現在の日本を比較すると、実は離婚数がかなり少なくなっているとも指摘されています。

江戸時代は現在の日本と比較して、格段に離婚が多かった時代です。

具体的にどのくらい離婚が多かったかと言うと、3組に1組どころではなく、10組中4組~5組くらいの離婚率でした。離婚率が高い時代でしたから、当然、男女とも離婚歴があった人が多くいて、二度目の再婚や三度目の再婚も普通にありました。

昔の方が結婚・離婚に厳しい印象があるかもしれませんが、実は昔の日本の方が離婚は多かったということですね。

やがて時は流れ、江戸時代から明治時代になりました。明治時代になると民法が整備され、家制度や家父長制に移り変わると、離婚する夫婦の数がかなり少なくなります。

家や家長が中心の時代においては、離婚後に女性が経済的に自立すること、一人で生活してゆくことが難しかったなどの事情がこの時代の離婚率に反映されていると言われています。

それからまた時は流れ、令和。3組に1組は離婚する。離婚は減少傾向にある。このように言われているのが現在の離婚にまつわる事情です。

日本国内で離婚が減少傾向にあるか、それとも増加傾向にあるかは、どの時代と比較するかによって変わってくると言えるでしょう。

離婚では離婚率などより「自分はどうしたいか?」が重要

ニュースや新聞、雑誌などではよく離婚や結婚の情報が出てきます。

協議離婚のことや調停離婚のこと。養育費や財産分与、慰謝料のことなど、日常的にチェックしているニュースサイトや雑誌などで目にする機会も少なくありません。

そうすると、つい離婚率など離婚に関する情報に気持ちが引きずられてしまうところがありますが、離婚においては離婚率などのニュースや他の時代と比較してどうなのかということより、やはりご自身の気持ちが一番大切です。

当事務所は離婚を考えている方のお気持ちに寄り添い、アドバイスやサポートを行っています。離婚について考えているなら、まずはご相談いただければと思います。

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