離婚後の共同親権が2026年4月からスタートすると報じられました。
現在の離婚は、子供の親権を母親あるいは父親のどちらにするか決めなければいけません。
離婚の際に「親権者は父親?母親?」と話がこじれ、離婚が遅れてしまうケースもあります。親権は離婚時に揉めやすいポイントのひとつだと言えるでしょう。
2026年4月の共同親権スタート後は、離婚する夫婦の協議で「共同親権にするか」「単独親権にするか」を話し合うかたちになるそうです。協議離婚の際の親権の話し合いがより複雑になると言えるかもしれません。
協議離婚や調停離婚に限らず、親権や養育費、慰謝料、財産分与などは揉めやすいポイントですから、今後どうなるか不安な方もいらっしゃるかもしれません。
話は変わりますが。離婚の際に揉めやすいのは、親権や財産分与、養育費だけではありません。実は意外なポイントで揉めてしまうことがあります。実際に「意外なことでトラブルになった事例」をご紹介します。
離婚時の〇〇でトラブルになってしまった事例
離婚時に家を出て行くとします。夫(妻)の家から出ていくときは、服やスマートフォン、化粧品、財布など、自分のものを持っていきますよね。
このときに自分のものだけ持っていくケースでは、夫婦双方に「妻(夫)のものだから」という意識があるからか、あまりトラブルになりません。しかし、夫婦共有のものを持ち出してしまうと、途端にトラブルになってしまうことも少なくありません。
夫婦共同で生活費を貯めている預金通帳。そしてその預金通帳に必要な印鑑。
夫婦共同で婚姻期間中に貯めたマイホーム積み立て。
こういった共同の資産を持ち出してしまうと、確かに「ふたりで築いた資産でしょ?」「勝手に持ち出さないで!」と持ち出された側が怒り、トラブルになることも分かる気がします。
しかし、離婚時の持ち出しでトラブルになってしまうのは、共同の貯金だけではありません。
中には〇〇・・・家電の持ち出しでトラブルになってしまった事例があります。
夫婦で一緒に購入したテレビや洗濯機、冷蔵庫。あるいは、夫婦の両親(義両親)が買ってくれた家具。こういった家電・家具を独断でいきなり持ち出してしまうと、離婚時にトラブルになることも多いです。
また、夫のものを勝手に妻が持って出て行ってしまった(あるいは妻のものを夫が勝手に持ち出した)場合、離婚話がこじれて、難航する可能性があります。
気軽に「生活に必要なものを持ち出した」というケースでもトラブルになってしまうことが多々ありますので、注意する必要があります。
離婚で揉めないためにできること
離婚のときに何をすべきか。話し合いをどのように進めるべきか。トラブルにならないために、どのようなことに注意すべきか。スムーズに離婚したいなら、考えるべきことが多々あります。
当事務所に相談していただければ、離婚問題に特化したスタッフがしっかりサポートいたします。
まずはお気軽にご相談ください。

 
